Amazon殺し(アマゾン殺し) をどう考えるか
2006年8月22日 02:42 / Home > 最新WEBサイトリポート
さて、有名ニートの昼サイさん(4comapressでも有名だぜ もちろん)のブログで発見した
amazon殺し というフリーソフトだがみなさんご存じでしょうか。
そもそも amazonのアフィリエイトって? っていう人も いると思いますし、
amazonって 何よ?っていう人も いると思うので、そういう人は 先にこちらの記事をどうぞ 笑
マガジーンズ: アマゾン(amazon.co.jp)で本を買いました。

さて、アマゾン殺し ですが、 アマゾンアフィリエイター殺し であって、
それが展開して しいては ロングテールな怪獣のアマゾンが殺されちゃうという
何とも 深いソフトですね 笑
どういうソフトかと言うと、アマゾンのアフィリエイトのタグを自動で削除して、
アフィリエイトを無かったことにするソフトです。
なので、そのソフトを入れた人が、マガジーンズから買い物しても、
マガジーンズには一円も入ってこない切ないソフトです。
一方で、たしかにアフィリエイターの蔓延によって、
つまんないブログが大量に立ち上がっているのも事実。
そういうただ、商品を紹介するだけのサイトにうんざりしたような人が
思いついて制作して、そういうのにうんざりしてる人がインストールして楽しむソフトですね。

で、どうしてそれが困るのか、また アマゾンを殺すのか、
というと、
アフィリエイトの人が、紹介してそこから売れても利益が出ない、
これは 困るのがすぐわかりますよね。
で、アフィリエイトの人 って一言にいっても、充実したレビューを書く人と、
そうでない人 みたいに分かれます。
で、充実したレビューを書く人が、その分野にすごく詳しくて
いろんな 珍しい本とかをひっぱりだしてきて、紹介します。
で、書店にしてみたら、思いもしないような本が売れる。
売れ筋以外の本が売れる現象、それがロングテールと呼ばれるものです。
で、アマゾンは、ふつうの本屋とちがってWEBの本屋なので、
このロングテールっていう商品がたくさんうれて うれしいそうです。
で、そのロングテールの商品を紹介しているのが、充実したレビューを書くマニアックな人だったりします。
で、その人たちは、ほとんど趣味で自分が面白かった本や、是非 詳しく知るために重要な本とかを
おすすめしています。でも、ただ紹介するだけじゃなくて、ちょっとそこからお小遣いも 一冊で数十円とか
もらえるなら もらえるに超したことないよなあ という感じで、アフィリエイトして
売れると、やっぱりうれしい。で、また 書く、という正のスパイラルを構成しているサイトがたくさんあります。
で、(今日は ”で” が多いよねえ 笑)
アマゾン殺し というソフトが流行すると、その人たちは、
一切 お金が入ってこないので、がっかりします。
で、書くのがめんどくさくなって、なんか紹介しても意味無いなあ となってしまう。
たとえ 10円でも 対価が発生すると モチベーションが上がるっていう人が
たくさん いると思います。お金もらえなかったら 仕事しない訳だし。
善意で、または趣味で続けていても、そこにいくらかの報酬が発生するっていうのは
うれしい っていうのが正直なところだと思う。
そうすると、アマゾンの倉庫の奥の方に埋もれている本は、
ふつうの書店と同じように 売れなくなって、ふつうの書店のようになります。
で、ふつうの書店と同じような在庫しか置かなくなって、アマゾンの魅力も薄れ、
そして つぶれてしまう。
という 流れになりそうだ という話。
だから アマゾン殺し。

アフィリエイトって つまり 広告 なんですが、
効果を問われる広告、逆に言えば 効果が上がらないと対価の支払われない広告、
なんですね。
で、さらに逆にいって戻せば、効果が上がったなら対価の支払われるべき広告でもあります。
サイトへの誘導、購買 までを対価のプロセスとして規定してあるなら、
そのサイトがユーザーを誘導し、購買までたどり着かせた その対価を商店側は支払わないといけない。
でも そんなところにそんなソフトが出てきて、
じゃあ どうしたもんだろう となってしまいます。
誰が悪いのか っていう議論になりますわね。
商品を魅力的に紹介して、それに興味をもったユーザーが、
購入してくれたのに、その媒体には何も支払われない(支払う契約がしてあるのに)
って、なると もうネット広告の崩壊ですわな。
テレビの広告や、雑誌の広告と ネットの広告が比較される際によく用いられるのが、
その効果測定の容易さ。
追跡の容易さや、コンバージョンの測定 などが、容易に、また正確に出せる っていうのが
売りでもあって、 いつまで テレビなんかに高い金はらって広告打ってるの? みたいなトークが
使えるわけですが、 ネット広告も測定出来ないなら、意味無いじゃん みたいに言われてもしょうがない。
で、結局 ネットの平等性とかは守られて、お金や大人の入ってこれない 世界みたいになってっちゃって 笑
でも、YouTube見ててもわかるんだけど、面白いコンテンツだったりっていうのは
大勢の人の手で作り上げられているから 磨き上げられていて 面白いんであって、
それって大変お金のかかること。
なので、ネットに おっきいお金が入ってこないんだったら、いつまでたっても
ネットは 面白いコンテンツを立ち上げられない(特に動画とか お金とか手間のかかるもの)ままに
なってっちゃうのかな って思う。

で、じゃあ こういうソフトが出てきて、
それを作ったやつが悪いのか と。 あれ? Winnyみたいな話になってきたな 笑
悪いのは 媒体側でしょう。媒体ていうのは、今の amazonの状況でいうなら、
ブログなり個人サイトなり、中規模サイトなり アフィリエイトやアドセンスで稼ぐサイト。
その人たちが全員悪いんじゃなくて、
なんか 意味のない クリック詐欺みたいなノリで、広告連発するような
マナーの悪い媒体 が結局 市場を、現場をやせさせてしまう、っていうことなんだと思います。
アダルトサイトが、今ようやく 盛り返してきてますが、
アダルトビデオ なんかの市場と違って、 ネットは逆に アダルトの普及が
遅いくらいだったと思う。
それは、Q2の乱用だったり、クリック詐欺だったり、と クリックいくら っていうあり方 だったり、
不正な集金だったり、 そういった ひどい ネットの使い方で、
結果 アダルトの ネットにおける 信頼と価値を低下させて、
ユーザーが まっとうな対価を支払って、アダルトコンテンツを楽しんで、大きな金を生み出すっていうのを、
すごく 遅れさせたと思う。
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なかなかツボをついている。
なので、アフィリエイトに辟易してしまって、
ノートンあたりが、デフォルトでアフィリエイト殺しを搭載する前に、
うちも含めて、アフィリエイトサイトは、ユーザーの視点にたって、
もう一回 自分の媒体を見つめ直した方が いいのかな と思ったりしました。
まとまったかな? 笑
参考記事
βえんどるふぃん -平穏で不穏な日々: 外道ソフト 「アマゾン殺し」 公開 -
『アマゾン殺し』はネットを殺す-竹村裕次の時事ブレスト『広目天』:イザ!
テクノラティタグ
アマゾン殺し




